本
フランシス・フクヤマの新著"America at the Crossroads"の書評がいくつか出ている。なかなか面白そう。 NYT:Michiko Kakutani,"Supporter's Voice Now Turns on Bush" NYT:Paul Berman,"Neo No More" The New Yorker:Louis Menand,"Breaking Away" Washingt…
タイトルがアレだが。ただ予定通り出るのかどうか……。amazonにもbk1にも出てきてないし。 値段が高すぎるが、いい本なので売れてくれるといいな。
今年の10冊にアマドゥ・クルマ『アラーの神にもいわれはない』ISBN:4409130269てた。やっぱ読んだ本はブログに書かないと……。 この本は身寄りを亡くした少年ビライマが、グリグリマン(呪術師)のヤクバをお供に、内戦下のリベリア・シエラレオネを子ども兵…
といってもロシアの話。Guardianの記事を読むとなかなか盛り上がっているようだが、ロシア語がわからないので実際調べようがない。スクリーンショットらしきものは見つけた。 追記。公式サイトを発見した。
今年出版された本からではないけど……。 トーマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』 シオドア・スタージョン『輝く断片』 ピーター・シンガー『戦争請負会社』 アントニー・ビーヴァー『スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943』 Jack Womack,"Going, Goi…
New York Timesの今年のベスト10冊が発表された。うーん、ここに『海辺のカフカ』が入っちゃうんだ。読んでないけどこの読書会の模様から判断するとどうも……。あとはゼイディー・スミスとかイアン・マキューアンとか。ノンフィクションのほうでGeorge Packer…
最近は洋書ばっかりだなあ。SFもいろいろ出ているけど『宇宙舟歌』ぐらいしか買ってないや。『ディアスポラ』すら読んでない。 Douglas Porch,"The French Foreign Legion: A Complete History of the Legendary Fighting Force"ISBN:0060923083 フランス外…
11/17創刊とのこと。しかし雑誌って読む習慣ないや。雑誌を継続して買ってたのって中学のときのログインぐらいだ。それにメールで届く英語のニュース読むので手一杯だし。内容次第では応援したいけども。
比類無きタイトルにひかれ、どんな本かも大して確かめずに購入してしまった。表紙はソッツアートのコマルとメラミート『「社会主義リアリズム」の起源』。参考用書評。
触発され、ひさしぶりに自分も勝手訳をやった。New York Timesに掲載されたファリード・ザカリアによるGeorge Packer"The Assassins' Gate"書評。 この本を今読んでいるところだが、自分が案外ネオコンに近いことがわかって面白い。9/11以前のロバート・ケー…
おお、すばらしいニュースだ。 使いやすさでは、おすすめアイテムの表示やカスタマーレビューといった機能の人気が高いが、米国ではこれに加えて「Search Inside!」という機能を提供している。これは、顧客が欲しい本を見つけられるように、本の中身(本文)…
各所の書評で取り上げられていたGeorge Packer"The Assassins' Gate: America in Iraq"を、Amazonで予約注文した。ところが10/17に発送されるはずが、まだ来ない。Amazonの予約注文は後回しにされるという噂を聞いたけどそれなのかな……。 ロバート・フィスク…
読了。邦訳はスーザン・ソンタグ『他者の苦痛へのまなざし』ISBN:4622070472。 この本にはAmerican Amnesiaでの以下の引用を読んで興味を持った。 To designate a hell is not, of course, to tell us anything about how to extract people from that hell,…
レナード・ウイバーリー『小鼠ニューヨークを侵略』ISBN:4488526012ので買った。荒俣宏の『別世界通信』のリストで名前を見かけて以来、一時期古本屋で探していたが、シリーズの続編しか見あたらなかったのであきらめたのだった。バラード『終末の浜辺』も買…
昨日の集まりで話に出た、ルーディ・ラッカーのある短編のオチで名前が挙がる*1シルバーサーファーとはこの方です。銀河系から出られないじゃなくて、地球から出られない、でした。 *1:邦訳では名前は出てこない。
Leonard Thompson,"A History of South Africa"ISBN:0300087764 レナード・トンプソン『南アフリカの歴史』ISBN:4750310387 こういう労作はできるだけ日本語の本を買って応援したいけども。それに英語は第3版だし……。
Bookoffで100円だったので買った。 てっきり映画のもとになったニューヨーク・タイムズの記者の手記だと思ってたが、映画のノベライゼーションだった。実在の人物なのに作者は好き勝手やってて、主人公らはのっけから冷笑的言辞、罵倒、ブラックユーモアを連…
思い出したのがこのAmazonのレビュー。 氏はいつものとおりやったんだろうなあ、と推測するけども。実物は読んでない。
Salonでティム・パワーズの新作短編集"Strange Itineraries"の書評が上がってたけど、簡単に触れられた旧作2つのほうが面白そうだな。最近ハードな本ばっかり読んでるから、ペーパーバックの娯楽ものが読みたいなと思ってて。 "Declare" ISBN:0380798360 米…
気が滅入ったときにはこのページに立ち返るよ。あらすじだけでこんなに楽しめていいのだろうか。
やっぱり訴えられたよ。 Google PrintのPublisher ProgramのほうはAmazon.comのSearch Insideとほとんど同じなんで問題にしていない。Library Projectが焦点のようだ。著作権者の頭越しに取り引きした形になってるので。 Authors Guild側の主張はここを参照…
検索サイトのAsk Jeevesのトレードマークとなっているジーヴスがくびだそうだ。一年前ぐらいにダイエットと日焼けで外見をアメリカナイズ(参照)したようだが、肉体改造も功を奏さなかった。いつくびになるかは決まっていない。ジーヴスはP.G.ウッドハウス…
このあいだ本屋でマフムード・マムダーニ『アメリカン・ジハード』ISBN:4000220306けびっくりした。マムダーニはウガンダ出身のインド系アフリカ人で現在はコロンビア大学政治学教授。奥さんは映画監督のミラ・ナイール。*1なんでびっくりしたかというと、ち…
国書刊行会! 神!
Mahmood Mamdani "When Victims Become Killers"ISBN:0691102805 例によってルワンダ関連。ここでイントロダクションを読んで購入を決めた。半分ぐらい読んだけど、これは教えられるところ大だ。Gerard Prunierの"The Rwanda Crisis"も役には立つんだが、『…
ついに読んだよ。チャンドラーは前に短編から入ろうとして挫折して以来の再挑戦。 うーん、けっしてつまらなくはなかったが、やっぱり乗れなかった。チャンドラーは章の終わりごとに警句じみた一文をひねり出そうとするのはやめたほうがいいんじゃないか。全…
本書はIMFの招請を受け、日銀から派遣、ルワンダ中央銀行総裁に着任した著者の現地での苦闘を綴った記録である。 まず断っておきたい。以下で触れる箇所はジェノサイド関連の内容に終始するが、本書の主な内容はなによりもまず服部の中央銀行総裁としての活…
"Hotel Rwanda"*1 "Ghosts of Rwanda"ASIN:B0007TKI06 Romeo Dallaire,"Shake Hands With The Devil: The Failure Of Humanity In Rwanda"ISBN:0786715103 Gerard Prunier,"The Rwanda Crisis"ISBN:1850653720 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』ISBN:412…
Boing Boingより。 『要塞都市LA』の著者マイク・デイヴィスがアラブ首長国連邦の1つ、ドバイ首長国を訪問。ドバイがすごいことになってるってのはどっかで読んだ記憶があるが、これは想像を絶するレベルだ。俺の中のボードリヤールもびっくり。あ、最近の…
たまたま調べもので"Independent"開いたら目に入った。最近映画化もされた『燃える男』などの著者であるA.J.クィネル(本名フィリップ・ニコルソン)が7月10日に亡くなっていたそうだ。 『燃える男』以外は読んだことがなく熱心な読者ではないが、ちょっと…