2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

《アラベスク》3部作書評

SF

前に感想書いたJon Courtenay Grimwoodの《アラベスク》3部作のしっかりした書評。感想書いた当時、特に調べないで書いたが、やっぱり『アレクサンドリア四重奏』は念頭にあったんだな。 このブログには他にもティム・パワーズの"Declare"の書評も。今ちょ…

連載ルワンダ史

ムセヴェニのこと書いたら、先生すごい勢いでダメな方向に行ってるな。このあいだのエントリ以降の展開を簡単に書くと── 黒シャツの軍人が裁判所に侵入する事件があって、裁判官が「司法権の侵害だ」と正当にも批判すると じゃあということで、ベシギェを今…

Terrorism Knowledge Base

War

前からあったらいいなと思っていたサイトが見つかった! テロのデータベース、これは便利だ。たぶん、今頃なに言ってるの?って感じなんだろうが……。

イスラエル/パレスチナ映画のルネサンス(Salon)

最近のイスラエル/パレスチナ映画が活況を呈しているというSalonの記事。そこから公式サイトと簡単なあらすじを引っぱってきた。 Eytan Fox,"Walk on Water"、(トレイラー) モサドのヒットマンであるイヤルは、生き残りの元ナチ将校を追跡する任務を受ける…

アンドリュー・ニコル『ロード・オブ・ウォー』(公式サイト)

「ジミ・ヘンドリックスの〈星条旗よ、永遠なれ〉を聴いたことがあるかい?」 (……) 「今度機会があったら、あの曲をちゃんとよく聴いてみるといい。あの曲が本当に国歌になってるような国を想像してみるんだ。不気味でも、ごきげんでも、ヒップでも、パロ…

セックスマシーン・ネクスト・ドア

ブルース・シュナイアー「ソニーCDが明らかにしたセキュリティー業界の本質的問題(上)」の続きを探していてみつけた。元記事は"The Sex Machines Next Door"。内容(特に写真)は18禁?なので注意。

連載ルワンダ史

アップした。1990-94年も年表は書いたけど、どうまとめればよいのやら。ムセヴェニのこと書いてたら、ウガンダはやばい方向にいってるし……。

"Occupation: Dreamland"

こんな映画があるらしい。2004年冬のファルージャってことは1回目のファルージャ総攻撃の前か。 それはそうと、IEDってのが今ひとつわからん。どんぐらいの技術レベルが必要なものなんだろう。

ウガンダで暴動

今年9月、ウガンダにキザ・ベシギェ(Kizza Besigye)が帰国した。ベシギェはムセヴェニが反オボテのゲリラ闘争を行っていたころから、ムセヴェニの主治医を勤めていた男。ムセヴェニがオボテを倒し権力を握ると、政界入りし、内相の座についた。ただ、90年…

ライム喰らいたちの策謀

『現代アラブの社会思想』でいわれていたアラブの陰謀史観の一例に、George Packer"Assassins' Gate"で出くわしてびっくりしたので紹介。この陰謀論のもともとの出所はトルコのスンニ派ムスリムとされている。どの程度知られたものかわからないが、Packerは…

Amazonで買った本

最近は洋書ばっかりだなあ。SFもいろいろ出ているけど『宇宙舟歌』ぐらいしか買ってないや。『ディアスポラ』すら読んでない。 Douglas Porch,"The French Foreign Legion: A Complete History of the Legendary Fighting Force"ISBN:0060923083 フランス外…

〈ダマスカスの無冠の帝王〉 対 〈イラクの無冠の女王〉

みたいな小説とかないかなあ。「帝国主義怪物列伝」でも可。 とりあえずフロムキンの『平和を破滅させた和平』ISBN:4314009667*1を買った。この辺、知識が非常に乏しいので勉強しよう。楽しみだ。 イスラエルはイスラエルできちんと知っておきたいが、政治的…

Rwanda:10 Years of Pain

上記リンクはFlashなので音が出るのと、暴力的なイメージが表示されるので注意。 2005年ピューリツァー賞の国際報道部門を受賞したNewsdayのDele Olojede記者のレポート。Newsdayはタブロイド判の新聞なのに、内容がセンセーショナルではないのが面白い。 ル…

クーリエ・ジャポン

11/17創刊とのこと。しかし雑誌って読む習慣ないや。雑誌を継続して買ってたのって中学のときのログインぐらいだ。それにメールで届く英語のニュース読むので手一杯だし。内容次第では応援したいけども。

カンザス州、「創造論」授業可能に 論争は必至

カンザス州トピカ──米国中部、カンザス州の教育委員会は8日、公立学校を対象とする科学教育の指針変更を賛成6、反対4で可決し、「インテリジェント・デザイン(ID)」と呼ばれる「創造論」の授業は可能とする決定を下した。IDは「複雑な宇宙は、より…

ファルージャ、11月、2004年(リンク)

イラク戦争に対しどんな立場を採っていようとも見たほうがいいと思うが、刺激の強い映像があるので見ろとは言えない。 しかしなぜ今になって放送なんだろう。ベルルスコーニがブッシュと距離を置きはじめた(参照)のと関係があるのか。イタリアの新聞では最…

ボリス・グロイス『全体芸術様式スターリン』

比類無きタイトルにひかれ、どんな本かも大して確かめずに購入してしまった。表紙はソッツアートのコマルとメラミート『「社会主義リアリズム」の起源』。参考用書評。

ソマリア首相の車列に爆弾 首相は無事、6人死亡

ロイター通信によると、ソマリアの首都モガディシオで6日、暫定政府のゲディ首相を乗せた車列近くで爆発が起き、6人が死亡した。首相は無事だった。 政府関係者によると、手投げ弾が投げ込まれた数秒後に地雷が爆発した。隣国ケニアで発足した暫定政府内で…

 "Art School Confidential"(公式サイトはまだない)

SalonでCharles Burns"Black Hole"の書評(参照)が載ってて思い出した。ダニエル・クロウズとテリー・ズウィコフがまた組んで映画を撮るそう。だいぶ前にネットでこの話を見たんだけど、あんまり情報がアップデートされてなかったので、流れたのかと思った…

エチオピア-エリトリア紛争再開か

エチオピアとエリトリアのあいだで緊張が高まっているとのニュース。 簡単な背景 エリトリアは19世紀後半にイタリアの植民地となり、第二次大戦中〜後まではイギリスの支配下におかれた。1952年、エリトリアは国連決議によりエチオピアと連邦を結成したが、6…

「ニューヨーカー」のイラク関連記事アーカイヴ

ってこれ前に書いたような気もするが。セイモア・ハーシュ*1とジョージ・パッカーも読める。 しかし大盤振る舞いだなあ。同じニューヨークでもNew York Timesとはえらい違いだぜ。New York Timesはブックマークしておいても、時間が経つといつの間にか有料に…

ローラー

かつては自信があった腹筋が弱まってきたので、前から気になっていた例のやつを買ってしまいました。こういう筋トレグッズが好きすぎて困る。これで家には バーベル80kgぐらい ダンベル20kgぐらい エアロバイク プッシュバー(これ) ゴムチューブ 他にも名…

イラク戦争前のアメリカ

参考リンク。テレビを見なくなって久しいので、文章で読むだけだったブッシュ政権高官の重要演説が、PBSでまとめてみれてうれしい。 「米外交を方向付けるネオコン人脈」 「米国が模索するフセイン後体制」 Truth, War & consequences Rumsfeld's War 戦争前…

George Packer"The Assassins' Gate"書評

触発され、ひさしぶりに自分も勝手訳をやった。New York Timesに掲載されたファリード・ザカリアによるGeorge Packer"The Assassins' Gate"書評。 この本を今読んでいるところだが、自分が案外ネオコンに近いことがわかって面白い。9/11以前のロバート・ケー…

なんか

上のはすごい勘違いをしている気がしてきた。まずいな。 インテリジェント・デザインでまた生物学が気になりはじめたので、勉強し直そうか……

『利己的な遺伝子』について

混乱があるような気がします。ただし自分は文系で『利己的な遺伝子』を読んだのもだいぶ前なので、間違いや勘違いがあるかもしれません。あと、『利己的な遺伝子』は英語版しか持ってないので、ちょっと読みにくいですが。