2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

20世紀ヨーロッパの10冊

アメリカ人歴史家で20世紀ヨーロッパが専門のトニー・ジャットが、'Postwar: A History of Europe Since 1945'刊行記念ということで、「20世紀ヨーロッパの10冊」をAmazon.comで選んでいる。 知らない本のほうが多いなあ。やはりジラスとグロスマンが気にな…

英語読みの表記

Schlesingerって、歴史家のアーサーはシュレージンガーで、映画監督のジョン(『真夜中のカーボーイ』!)はシュレシンジャーなんだな。Tony Judtもユットって表記すべきか迷ったが……

トニー・ジャット ─ ブッシュの“有用な間抜け”

教えられるところ実に大なエッセイで、ちょうど自分が考えていたことに関連した点をびしびしついてくるので、読んでて仰け反った。例えば── いわゆるリベラル・ホークについて。俺もトーマス・フリードマンが嫌いだ。 ソ連の反体制派だったナタン・シャラン…

A Confederacy or Statelets?

イラクの分裂について、専門家やマスコミが語ることも珍しくなくなってきたが、そうした方向についていくつかの動きをまとめる。 シーア派の最有力組織、イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)の指導者アブドゥル・アジズ・アル=ハキムが南部シーア派諸…

『ルート181』ポレポレ東中野で上映

P-navi infoで知った。これは絶対見に行かねば。自転車で行けるぐらい場所も近いし。映画の公式サイトはここ。

イスラエル・ロビーについてのパブリック・ディベート開催

ここでちょっとだけ触れた論文が引き金になって、毒々しい罵倒と(それなりに)白熱した議論を呼び起こしているイスラエル・ロビーについてのディベートが行われる。論文の簡約版を掲載したLondon Review of Booksが主催。参加者がすごすぎる。 シュロモ・ベ…