2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

いやあ『万物理論』面白すぎる。眠れん。イーガン格段に小説が上手くなってるなあ。

そういえばクロソウスキーの『ニーチェと悪循環』が文庫で出てたが誰が読むんだろう? 自分は本を読んでも「意味が分からなかった」とは極力言いたくない人間だが、それでもあれは読み通せなかったなあ。ありゃ多分日本で100人ぐらいが読めばいいような本じ…

 旧イラク軍施設から大量の爆発物が行方不明に IAEA

あんまり話題になってないようだけど、これ大丈夫なの? もちろんケリーはこの件でブッシュを攻撃してるけど。 ウィーン(AP) 国際原子力機関(IAEA)は25日、バグダッド近郊の旧イラク軍施設から約350トンの爆発物が行方不明になっていることを…

PMF

"Corporate Warriors"第3章(メモ)読み終わった。ようやく本論に入ってきた。ザイールのモブツが失脚したときの戦いでモブツ側で戦った傭兵〈白人部隊〉*1とか、いちいちエピソードが面白いよ。 *1:セルビア人古参兵、極右フランス人、ウクライナ人パイロ…

 The Pop Group

ブックマーク整理してたら、殊能将之さんの日記で知ったThe Pop Groupのファンサイトにブログが追加されてた。MP3試聴用。Bootlegのコーナーも前見たときはなかったような。

 『銀河ヒッチハイク・ガイド』ラジオ

新作の第3シリーズがやってたみたい。何年ぶりの話だろう? 公式サイトは面白い。生命、宇宙、万物への究極の解答もわかるし。 映画化もするようだ。

 フレデリック・フォーサイス『戦争の犬たち』

独裁者キンバ大統領が恐怖政治を敷く西アフリカの新興国ザンガロに有望なプラチナ鉱脈があることを、イギリス大資本マンソン合同鉱業は探りあてた。その報に接した瞬間、マンソン社の会長ジェームズ卿の頭の中に、プラチナの採掘権を狙うおそるべき陰謀が組…

 Fergal Keane "Season of Blood"

BBCの南ア特派員によるルワンダ大虐殺を扱った本。虐殺直後(いや最中か)の現地取材のさいに書かれたもの。1995年出版。 虐殺の生々しさと緊迫感は上だが、全体の分析としては『ジェノサイドの丘』に劣る。しかし出版された時期や分量(『ジェノサイドの丘…

 カルヴィン・トムキンズ 『優雅な生活が最高の復讐である』ISBN:4102144218

フィッツジェラルドがあこがれ、『夜はやさし』のモデルにしたという画家*1ジェラルドとセーラのマーフィ夫妻の生活を様々なエピソードで綴る。 1920年代のパリ、フランスでの交友と生活が中心。友人、知人には夫妻と同様の国外居住者や同時代の芸術家の燦然…

 モブツ

思い出したから書いておく。『ジェノサイドの丘』によればザイール(現コンゴ民主共和国)のかつての独裁者モブツは名前を自ら改名し、フルネームは「モブツ・セセ・セコ・クク・ングベンドゥ・ワ・ザ・バンガ」という。その意味は「全能なる戦士は克己心と…

 新たなジェノサイドが懸念されるブルンジ情勢

ルモンド・ディプロマティークから。『ジェノサイドの丘』にブルンジはルワンダの逆で、ツチ族の力が強いと書いてあったと思ったが、ちょっと違うみたいだな。 怖いのはこの辺だよなあ。 ブルンジのフツ系反政府武装勢力は、ルワンダの民兵勢力インテラハム…

 How John Kerry exposed the Contra-cocaine scandal

USA

ケリーがニカラグアのコントラとコカイン密輸とCIAの関係を究明しようと奮闘したという話(この年表に出ているケリー委員会ってやつか)。初耳だ。実際のところケリーはそれほど好きでも無かった(どうにも興味がなかった)が、好感度アップ。

いやあ忙しすぎ。今年いっぱいはこんな調子かも。

SF

"Bug Jack Barron"のムアコックによるあとがき、見直したら結構抜けがあったので補うとともに、訳文もちょっと手直しした。どうせなら全訳しちゃいたいが。

 Amazonから到着本

「趣味はアフリカのジェノサイド研究です」みたいになってきてしまったぞ。困ったもんだ。 "Season of Blood" ルワンダのジェノサイドについてのBBC特派員の本。出版は虐殺の1年後の1995年。まあこの題材については『ジェノサイドの丘』を読めば十分のよう…

PMF関係勉強してて、かつての傭兵について十分な知識がないのを痛感していたため、傭兵の出てくる冒険小説を助走として読むことにした。 とりあえず『戦争の犬たち』と『燃える男』を買ってきて、後者を読む。カタンガ分離! CIAのフロント会社エア・アメ…

 『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』 ★★★★

敬遠していた西部劇へついに手を出してしまったよ。 のっけから期待を裏切らず、眉毛が密林のごとく茂る苦み走った中年の面。鼻毛も見えんばかりのアップ! すばらしい顔だ! だがこの男は登場1分後に死ぬ。ただの脇役だった。しかし心配はいらない。こいつ…

PMF

"Corporate Warriors"第2章読み終わった(メモ)。国家/民族の興亡史的な(古くさい?)歴史しか読んだことがなかったので、軍事/経済史的切り口はなかなか新鮮だった。

Neal Stephenson "System of the World"

『クリプトノミコン』の前日譚、The Baroque Cycle三部作の完結編が出たようだ。Salonのこの記事で知った。3作で2600ページほど。面白そうなんだけどなあ…… 物には限度ってもんがあるだろ。 SlashdotやWiredで書評出るかな。とりあえず前にも貼った"Confusi…

“鉛管工”のその後

USA

Slateのこの記事を読んで、エドワード・ハワード・ハント(wikipediaのエントリ)ってウォーターゲート事件の工作班の主要メンバーの奴だったな、とwikipediaにリンクしようと思ってうろうろしてたら驚愕の事実を発見。 同じく工作班“鉛管工”の主要メンバー…

「あ〜ん」を好きな映画で埋める

やってみたよ。アメリカン・ニューシネマが好きで好きでたまらない、左テイスト溢れる結果になった。全部はどうしても埋まらん。他の人のをカンニングしても無理。 今後は邦画も食わず嫌いしないで観ていこうと思う。

 『エネミー・オブ・アメリカ』

昨日仕事しながらみてたけど、前みたときより面白く感じたな。なかなかタイムリーなテーマだったし。というよりジョン・ボイトがラムズフェルド面。共演にジーン・ハックマン、脇役もジャック・ブラック(変態)、トム・サイズモア*1と充実。ウィル・スミス…

hoax or real?

web

「暗いニュースリンク」のこれなんだけど、リンク先行くと"Museums of Hoaxes"ってとこに飛ぶ。けどhoaxって「いたずら」とか「ホラ」って意味だよな…… これはつまりホラ話なの? ちゃんと調べればわかると思うが、今はその暇がないよ。

 セバスチャン・ジャブリゾ『さらば友よ』ISBN:4150010749

主演チャールズ・ブロンソン、共演アラン・ドロンのノワール風映画『さらば友よ』(感想)、その原作。というより、台本をほとんどそのまま小説にしたと「まえがき」で書かかれている。しかしそれにしてはちゃんとした小説になっているな。驚いたのは場面や…

『冷血』カポーティ役は?

このほか、殺人事件を調べるカポーティを、フィリップ・シーモア・ホフマンが演じる。さらに、『アダプテーション』でアカデミー助演男優賞を受賞したクリス・クーパーも参加することが決まり、名優たちが続々と出演を決めている。カポーティって『冷血』書…

やっぱり寝る暇ねえ。『特攻大作戦』見てけとか言って引き留めるから……