2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Un Dimanche à Kigali

5本目?のルワンダ・ジェノサイドを扱った長編映画。上のリンクでトレイラーが見られる。フランス語だけど、カナダ(ケベック)映画のようだ。 次々とジェノサイドの映画が撮られているんだなあ。ガーディアンの記事の以下の部分なんか、いろいろ思うところ…

フランシス・フクヤマ、チーム・ネオコンから脱退

フランシス・フクヤマの新著"America at the Crossroads"の書評がいくつか出ている。なかなか面白そう。 NYT:Michiko Kakutani,"Supporter's Voice Now Turns on Bush" NYT:Paul Berman,"Neo No More" The New Yorker:Louis Menand,"Breaking Away" Washingt…

ファーガル・キーンの反論

この前訳したリンダ・メルヴァーンの記事に、本人もBBCの記者であるファーガル・キーン*1から反論がなされた。 要旨は── メルヴァーンのルワンダに関する仕事には大いに敬意を払っているが、記事が与えかねない誤解を含む正しておきたい。記事が与える印象は…

The heart of whiteness

Bookoffで買ったLifeの写真集に載ってたと友だちが興奮とともに伝えてきた、『ミシシッピ・バーニング』のモデルになった黒人殺害犯連中の公判写真。 このサイズでは分かりづらいが、ヒエロニムス・ボスもシャッポを脱ぐ、何ともいやらしくふてぶてしい面構…

リンダ・メルヴァーン「歴史だって? この映画はフィクションだ」

The Observerに掲載されたルワンダ・ジェノサイドの映画"Shooting Dogs"に対する批判記事。執筆者のリンダ・メルヴァーンはイギリスの調査ジャーナリスト。ルワンダのジェノサイドについての著書が2冊ある。"People Betrayed"ISBN:185649831Xェノサイドと国…

"A Problem from Hell"翻訳出るらしい

タイトルがアレだが。ただ予定通り出るのかどうか……。amazonにもbk1にも出てきてないし。 値段が高すぎるが、いい本なので売れてくれるといいな。

悩んだ分だけよくなるというものでもないが

だいぶ間が空いてしまったが、生存報告。ルワンダ史も内容的にはほとんど書き終わっているが、上手くまとめられない。 連載のスタイル上、客観性を僭称して書いているような形になってしまっているが、ジェノサイドそのものの記述に際してそうした姿勢を維持…