"The Hunter, the Hammmer, Heaven"

読む暇がない。それに読みながら色々調べているから遅々として進まん。

さて、シエラレオネの情勢を語る上でリベリアを避けて通ることはできない(うおっ、キーワードがある! そこを参照−−ちなみにリベリアは"The World's Most Dangerous Places"ではチェチェン、コロンビアと並び危険度最大の5がつけられている)。そのリベリアの独裁者だったチャールズ・テイラーの下には異様な名をもつ将軍たちが名を連ねている−−−

  • General No-Mother-No-Father
  • General Housebreaker
  • General Fuck-Me-Quick
  • General Butt Naked

特に最後にあげた「裸尻」将軍はテニスシューズのみを身につけて戦場に赴き、弾のほうが彼を避けて通るという逸話の持ち主だ。しかしそんな彼も長きに渡る蛮行の日々に飽き、ついにはキリストへの信仰を見出した。現在は首都モンロービアで神の愛を説いている。過去の行動は「サタンの命令だった」と水に流して。
またリベリアでみられるもう一つの異様な光景としては、カツラや婚礼衣装で女装した少年兵があげられる(参照)。主目的は呪術的なもので、二重のアイデンティティを持つことで「銃弾を混乱させる」のだ。この少年兵たちは容赦のない残酷さを発揮し、殺人、四肢切断、レイプを繰り広げていた。