John Kennedy Toole,"A Confederacy of Dunces"

Gomadintime2006-11-17

この本のことはピューリツァー賞まで取っているのに知らなかった。wikipediaの触り部分を訳してメモとしておく。なんにせよWikipediaのエントリに貼ってあるコスプレ写真は最高だな。


 A Confederacy of Dunces(『まぬけたちの連合』)はジョン・ケネディ・トゥール著の小説。著者が自殺した11年後の1980年に出版された。本は作家のウォーカー・パーシー(彼は啓発的な序文も本に寄せている)とトゥールの母親の尽力によって出版され、急速にカルト・クラシックとなった。トゥールは1981年にピューリツァー賞のフィクション部門を受賞した。『まぬけたちの連合』は南部文学における現代のカノンの重要部分を成している。

 この本のタイトルはジョナサン・スウィフトの本のエピグラフに由来する。「真の天才が世に現れるとき、まぬけたちが連合を組み彼に敵するという徴によりて、人は彼を知るだろう」("Thoughts on Various Subjects, Moral and Diverting")

 話は1960年代初期のニューオリンズ市を舞台にしている。中心人物はイグナティウス・J・ライリー、知的だが怠け者の男で、ニューオリンズのアップタウンでいまだ母親と同居している。ライリーは家庭の事情から、30歳にして人生で初めて就職活動をしなくてはならなくなる。ライリーは職探しの途上で、フレンチクォーターの多彩な人物と様々な冒険をともにする。

ソダーバーグが映画化するという話もあったようだが、出版権とかなんとかのごたごたで流れたらしい。