2004-08-21から1日間の記事一覧

感想

つまりまとめれば、人間にはある種の状況で殺人を避ける強い傾向と、実際に殺人を犯した場合に精神的外傷を負う高い可能性がある。それらの状況の詳細な条件と、そうした殺人に対する抵抗感を乗り越えさせて、トラウマを被る危険を避けるために取るべき方法…

概観

第1部は戦争における射撃率の低さについての驚くべき報告。第二次大戦後、アメリカ軍に対する面接調査により、ライフル銃兵の15〜20%しか実際に敵に向かって発砲していない事実が判明した。今まで見落とされてきたこの発見を受け、南北戦争以降の戦争に対…

 デーヴ・グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』 ISBN:4480088598

読む前に考えていたより錯綜した多面的な本だったなあ。読む前は 兵士の発砲率が低いことが判明 スキナーやらミルグラムやら心理学理論を援用し発砲率アップ(この辺実際の訓練法とかを『フルメタル・ジャケット』ばりに詳述) (゜Д゜)ウマー、しかし恐ろし…

やべえ、なんでこんなに沢山書いてんだ。しかも結局なにが面白かったのかわかりにくいよ。