"Corporate Warriors"第4章読み終わった(メモ)

今までで一番濃い、刺激的な章だった。あとでまた読み直す必要があるな。
新自由主義なり新保守主義なり「小さな政府」論においては、「国防や警察など最低限の機能を除いて」というような言い回しがクリシェとして用いられるけど、そのクリシェさえも浸食するような驚くべき事例も挙げられている。
アメリカ国内の例を一部あげると、政府の法執行機関の3倍の人員が民間警備会社で働いており、新しくできるコミュニティの80%が民間警備会社に守られている。*1また、業界最大手のWackenhutは13の州と4つの国で刑務所を運営。さらにサウスカロライナネヴァダ核兵器施設警備にSWATチームを提供。
総セキュリティ化の流れはここまで進んでいるのかと驚いた次第。