ジョナサン・レセム インタビュー(リンク)

ちょいベン・スティラー似。第一作の『銃、ときどき音楽』(アマゾンのリンク)は早川SFで出てたが、それ以降も最近のアメリカ作家らしくジャンルにとらわれないような作品をいろいろ書いてる。5作目の"Motherless Brooklyn"は99年の全米批評家協会賞を受賞したり、むこうではけっこう高く評価されているようだ。これもSalonの書評流れで見たんだが、ポストアポカリプスものの"Amnesia Moon"(ISBN:0312862202)のあらすじが面白そうで気になってた。インタビューは主に新作の"The Fortress of Solitude"について。なんというか、今まで名前をあげた作品はどれもタイトルがすばらしいな。
『マザーレス・ブルックリン』(ISBN:4151001522)って訳されてるのか! ミステリ方面はほとんどチェックしないから知らなかった。トゥーレット症候群の探偵が主人公だって。買わなきゃ。

他気になるのはチャック・パラニュークリンク)、ティム・パワーズリンク)、デイヴィッド・ハルバースタムリンク)あたりか。あとで読もう。
追加でエリック・シュローサー(リンク)もあった。シュローサーは『ファストフードが世界を食いつくす』の著者。町山さんのところで"Supersize me"のを読んだときは、この本のことコメント欄に書こうと思ったけど、やめといた。(というかコメント見なおしたら書いてあったな。恥ずかしい。)あとシャイアン空軍基地にドミノピザを宅配してもらうエピソードが"The Zenith Angle"にも出てきたが、この本が元ネタなのかな。本のつかみとして冒頭に出てくる。
追記。レセムのキーワードを辿ったら『マザーレス・ブルックリン』の丁寧な書評を見つけた。僕のはなんかまさにそこの引用にあるような症状なんですが。えー、僕の症状はトゥーレット症候群だったのか……ちょっと調べないと。がしかし運動性チックや音声チックはないな。トゥーレット症候群は汚言症と運動性チックが伴うものだと思ってたが。連想が止まらないっていうのはあるけど、それは音声レベルというより記号レベルの連想だしなあ。いや音声レベルもあるか……でも口に出してはいないからオーケーってことにしよう。
でも自分的には大発見かもしれん。人や物の名前とつながりを覚えるのが比較的得意なのもこれと関係あるのかも。