リチャード・ドーキンス

Thornくんに『利己的な遺伝子』に勧めようとして一抹の不安が。言うまでもなくすばらしい本なんだけど、不必要に攻撃的というか、先生こそもっと戦略的に振る舞って下さいよというか。いやそこで宗教批判を入れるのはどうなの?って部分もあるしなあ。無神論者を"bright"って呼ぼうって提唱したのもドーキンスだっけ? これなんかひねりもなんもなしで、"gay"みたいなアイロニーのセンスが全然ないと思う。西洋で無神論者なのはそれほど大変だってことなんだろうか。
まあ、なんだかんだ言っても最終的には読めってことなんだけど。ただ読むなら絶対に完読しないとだめだ。
ただ最近こっちの科学啓蒙書関連はチェックさぼってるので、もっといい本があるのかもな。わからん。
ついでにいっとくがピンカー『言語を生みだす本能』ISBN:4140017406。どっちかというとこっちのほうを読んだ方が・・・