More rubble, less trouble

友人とイラン攻撃はあるかどうかを話していて、自分が「こう考えてみよう。イラク戦争がうまくいかないのはイランのせいだ、イランを倒せばイラクもうまくいく──たぶんこんな理屈を並べるやつだっているにちがいない」と言ったら、「そんな妄想みたいな話があるか!」のような反応だった。妄想みたいな話、か。


 『フォーリン・ポリシー』の最新号で、ブッシュ政権にはほとんど選択肢はない、と著名なネオコンであるジョシュア・ムラフチークは主張している。「誤りを犯してはならない。ブッシュ大統領は政権を離れる前に、イランの核施設を爆撃する必要がある」とムラフチークは書く。大統領はイランに対する予防的先制攻撃により厳しい非難を浴びるだろう、と彼は述べ、だからネオコンは「今から知的な筋道を敷き固めておき、その時が来たときに行動を弁護できるよう準備しておく必要がある」

 副大統領のスタッフに付いている主要な中東専門家がデイヴィッド・ワームザーである。彼はネオコンであり、イラク侵攻とサダム・フセイン打倒を熱烈に主張していた。政府内の多数と同じく、ワームザーは「イランが核開発とイラクに対する煽動と介入を行うことについては、今までのところ値札は付けられていない[つまり、どんな代価を払おうとも認めない]と考えている」と、あるコンサルタントは述べている。だが、政権内の限定的な空爆を要求している者たちとは異なり、ワームザーとチェイニーのオフィス内の何人かは、「イランの政治体制を終わらせたがっている」とコンサルタントは述べる。「イランの政治体制を変更することなしにはイラク戦争の解決はありえない、と彼らは主張している」

だが、ある意味、上のネオコンが言っていることは論理的ではある。
(続く、と思ったがよく考えるとこのエントリの繰り返しになりそうなので続きません)