連載ルワンダ史

アップした。
(言い方は嫌らしいけども)「啓蒙的」文章を書くって難しいな。この部分にはこれこれこういう異論がある、とか併記したほうが気分的には楽なんだが、そうすると際限なく長くなってしまうし。本によって書いてあることが結構違ったりするんだよな。専門家じゃないから真偽の判断もしかねるぜ。
今はブルンディについて調べているんだが、研究者はたいてい「ルワンダとブルンディの歴史を混同するな」って言う。だけど、どう違うのかは今ひとつはっきりしない。どっちもツチ/フツの区分があるけど、何が異なっているのか? ブルンディにはガンワという名の王族階級があったってぐらいで、他の違いは言葉でまとめられない。
たぶん、牧畜民と農民間の牛を介したパトロン・クライアント関係が集権化につれて階級として固定していった、のような感じなのか? わからん。半遊牧の貧しいバゴグウェ族がツチに分類されたのは単に牛を持ってたというだけの理由なのか? それならいつ分類されたのか? 俺は誰に向かって書いているのか?