bright(wikipediaのリンク)

ドーキンスが考えたんじゃなかったね、すみません。でもやっぱり趣味はよくないと思うよ。いや、Guardianの記事は気の利いたオチもついて面白かったし、述べられた意見にも基本的には賛成ですが。

むう。友だちから「ブライトは何で趣味が悪いの?」と質問があったので追記。自分としては自明なんだが・・・
brightの用法はgayの意味の転用にならって考え出された。だからgayと比較してみれば趣味の悪さというか、創造性のなさがわかると思う。homosexualは必ずしもgay(陽気)というじゃない。むしろこの用法が考え出された当初はgayとはほど遠い状況だったろう。そうした状況に反旗を翻し、価値を転倒させ、意味をずらす創造的行為としてgayという語の新しい用法を編み出されたはずだ。*1ひるがえってbrightはどうだ? つまるところa brightはbright(頭がよい)だっていう同語反復じゃねえか! 上のwikipediaの説明やドーキンスの記事もそうだが、その定義文の悦に入ったサマが気に喰わないんだよ! ドーキンスの記事の最後の小話なんか知的なオブラートにくるまれてるけど、言外に含まれた意味は「まだ神なんか信じてんのか? バカじゃねえの!」ってことだぜ。そのやる気満々ぶりはちょっと違うんじゃねえのってこと。
……いやドーキンスは好きなんですよ。ただ宗教批判のときは性急で頭ごなしに過ぎて、いつもの深みがみられんなあと思ってて・・・

*1:本当は調べないでこんなこと言ったらいけないんだが・・・