ロバート・ロッセン『オール・ザ・キングスメン』

政治映画の古典的傑作と名高い作品。ヒューイ・ロング(Wikipediaの項)をモデルにしたロバート・ペン・ウォーレンの同名小説が原作。あらすじは非常に詳しいここを参照(ヒューイ・ロングについて書かれた、ページ下部から行けるpart 2も参照のこと)。
うーむ、どうなんだろうな。傑作といわれるのもわかるが、現代的基準からすると演出がさっぱりしすぎている。場面に必要な会話を終えると、すぐさまカットして次の場面へ、といった感じ。そうした溜めの無さから主人公の変貌は少々唐突に感じる。しかし今の手法で撮ったら3部作ぐらいにしないと終わらないだろうし。
ジュード・ロウショーン・ペンアンソニー・ホプキンスらの出演でリメイクされるらしいけど、どうなることやら。