『ハーレーダヴィッドソン&マルボロマン』

子どものとき好きだった映画をもう一度見直そうキャンペーン第4弾。
バカアクションとクール科白(「銃を向けられるたび5セントもらってたら今ごろ大金持ちだぜ」、"It's better to be dead and cool than alive and uncool"などなど)を堪能するためだったが・・・。いや脚本かなりよくできてないか? どうも最近の映画では回収すべき伏線を回収しないのが普通というか、期待して待ってても流されたりすることが多い。しかし本作は冒頭から伏線張りまくって、それが後々ちゃんと生きてくるのがすばらしい。
バブル崩壊前の強い日本と珍日本語は出てくるわ、『リベリオン』のクラリックみたいな格好したボールドウィン一族は出てくるわ、ロケ地の飛行機の墓場はかっこいいわ、そのほかにも見所たっぷり。あれだけ内容が詰まって98分ってのは信じがたい。大満足。
キャンペーン次回は『ゼイリブ』です。