キーワード『利己的な遺伝子』


リチャード・ドーキンス著。

我々は遺伝子という名の利己的な存在を生き残らせるべく盲目的にプログラムされたロボットなのだ

遺伝子は、マスター・プログラマーであり、自分が生き延びるためにプログラムを組む。
個体というものは、その全遺伝子を、後の世代により多く伝えようとする。
自然淘汰における中心的な役割を演じているのは、遺伝子と生物個体である。
自分たちを構成する要素の一つでしかない遺伝子によって、人間は、ひいてはすべての生物は生きることを、繁殖することを強いられている…と価値の転覆、ルサンチマンを証明した理論。

この本からミーム学も発生した。

マスター・プログラマーに怒りの反撃を! 遺伝子野郎の好きにはさせるな!

……もしかしたら1976年版の序文しか読まなかったのかもしれん。でも書き換えるのは自分の手に余るなあ。